警備員がキャリアアップする方法

警備員がキャリアアップする方法

街中の施設やイベント会場、工事現場などで見かけることの多い警備員。一般市民にとっても、運営側にとっても、「安全を守る」という観点で非常に重要な仕事になります。ここでは、これから警備員を目指す方や、警備員としてキャリアアップを考えている方のために、その年収やキャリアアップの方法について紹介していきます。

実際のところ警備員の収入ってどれくらい?

ひと口に警備員といっても、その雇用形態や勤務日数、業務内容によって、収入が大きく変わってきます。それでは、正社員として雇用されている警備員の収入が大体どれくらいになるかお伝えすると……

年収にしておよそ300万円ほどだといわれています(地域や担当する業務によって違いはあります)。

ちなみに、アルバイトの場合は、月に25日ほど勤務したと仮定して、年間で200~240万円ほどだといわれています。時給換算すると、1,000円前後ということになります。月に25日の勤務といえば、ほぼ正社員と同じになりますが、年収にすると100万円ほども差がでるのであれば、正社員を目指したほうがよいでしょう。

警備員としてキャリアアップするなら

正社員をおすすめする理由は他にもあります。それは、キャリアアップのチャンスが発生することです。とはいっても、キャリアアップをするためには、それなりの実務経験と資格取得が条件となってきます。しかも、警備員を対象とした資格は17種類ほどあります。日々の地道な努力が必要になることは忘れないでください。

新人警備員ならこの資格がおすすめ!

それでは、どの資格を取得するべきなのかというと、新人警備員であれば「交通誘導検定」です。この資格があれば、交通誘導の業務がおこなえます。まずは2級(受検条件は特になし)を取得し、そこから1年の実務経験を経て、1級を受検するのが最短ルートです。なお、2級につきましては、特別講習で取得するのが常套手段で、学科7時限、実技講習5時限、修了考査4時限となります。(受講料は30,000円)最後の試験で90点以上が必要ですが、難易度としては運転免許証取得時の筆記試験と同レベルなので、さほど難しくはありません。

ベテラン警備員ならこの資格がおすすめ!

一方、ベテラン警備員におすすめなのが、「警備員指導教育責任者資格」です。これは管理職向けの資格であり、その名の通り、警備員を指導・教育するためのものです。受験の条件は……

・警備員検定1級合格者
・警備員検定2級合格者で、当該検定に合格した後、継続して1年以上警備業務に従事している者
・最近5年間に警備業務に従事した期間が通算して3年以上である者

上記のいずれかを満たしていることです。実務経験の面で条件を満たしていれば、国家資格である警備員検定を取得する必要はないので、現場で稼ぎながら目指せる資格であるといえます。

キャリアアップしたら収入はどれくらい増えるの?

「頑張ってキャリアアップした後、年収はどれくらいアップするの?」というのは気になるところでしょう。これは会社や業務内容、役所によって異なりますが、管理職になれば年収350~400万円ほどが相場です。しかも、警備業界は比較的離職率が高いほうなので、しっかりとキャリアアップの準備をしておけば、想定以上に出世できる可能性もあります。地道にコツコツと努力していきましょう。

以上、警備員のキャリアアップについて見てきました。警備員とは実務経験と資格がものをいう職業ですので、それを踏まえて準備しておけば、キャリアアップできる可能性は充分にあるのです。重労働ではありますが、見返りのある職業といえるのではないでしょうか。