機械警備とは?仕事内容や機械警備機器の種類

機械警備とは?仕事内容や機械警備機器の種類

警備業務は人がするものばかりだと考えていませんか?警備業務には施設警備業務や巡回警備業務など、さまざまな業務がありますが、その1つにセンサーなどを使った「機械警備」があります。これから警備員になろうとしている方のために、今回は機械警備についてお伝えします。

機械警備とは

機械警備とは、センサーなどの機械を使って警備をする業務のことです。技術が発達する以前は、人が巡回して警備をしなくてはなりませんでしたが、今では「センサーが感知したら人が動く」といったように効率よく警備ができるようになりました。

もちろん、物理的に人が巡回して警備をする方法が良くないというわけではありません。警備員の姿を見て犯罪を止めるなどの抑止力にもつながりやすいため、今後も必要となるでしょう。必要に応じて、人が行う警備と、機械で行う警備を使い分けられるようになったということです。

機械警備の仕事内容とは?

機械警備の仕事は、大きく分けて3種類となっています。

  • 1.緊急時の対応
  • 2.対象施設の巡回
  • 3.金融機関ATMやコインパーキング等の機械障害の対応

緊急時の対応

緊急時の対応とは、システムが異常を感知した時に、現場へ駆け付ける業務のことです。基本的に警備員は、事務所や詰所などで待機することになります。待機といっても、書類作成などの別の業務を行ったり、監視カメラを使って警備をしたりしています。

対象施設の巡回

機械警備は、基本的に機械を使った業務となりますが、対象となる施設の巡回を行うこともあります。パトロールカーを使って対象の施設周辺を巡回し、不法侵入者や不審者がいれば、すぐに対応します。

金融機関ATMやコインパーキング等の機械障害の対応

先程の2つの業務とは少し異なる業務となりますが、ATMやコインパーキングで起こる「現金が詰まる」「カードが詰まる」「ゲートバーの不具合」など機械にまつわる対応も機械警備の仕事となります。

機械警備に使われるシステムの種類

機械警備に使われるシステムは監視カメラだけでなく、さまざまな種類があるのも特徴です。具体的には以下のようなシステムが使われています。

システムの種類 概要
監視カメラ 監視カメラを設置し、現場の状況を遠隔で監視し、異常があれば警備員が現場に出動します。
赤外線センサー 赤外線センサーは、センサーを設置している通路や空間などにおいて侵入者がその赤外線センサーに触れた瞬間に異常を検知し、アラームや各種の報知器が作動するという仕組みです。
ガラス破壊センサー ガラスが破壊されると、報知器が作動します。センサーはガラスが破壊された時の音や振動に反応し、異常を知らせる仕組みとなっています。
熱感知器 火災が発生した時など、室内が高い温度になっていることを感知するとセンサーが作動します。
シャッターセンサー シャッターの上部に設置してあり、シャッターが上げられるとセンサーが作動し、異常を知らせます。
マグネットセンサー ドアや窓などにマグネットを設置し、開閉した時にマグネットが離れ、それを異常として検知します。
ドローン 人の代わりにドローンを使って巡回警備をするというものです。ドローンにつけた監視カメラで異常を遠隔で感知します。

ドローンを使った警備に関してはこちらの「警備業界でドローンの活用は増えていく?」もご参照ください。

機械警備業務のメリットとは?

機械警備の大きなメリットは、人件費を削減できる点です。警備の対象となる場所が広い場合、警備員の人数もそれ相応に必要になります。しかし、機械警備の場合には監視カメラを使うなどして警備することになるので、必要な警備員の数も少なく済みます。そのため、警備員にかかる人件費を抑えることが可能です。これは警備を依頼した企業もそうですが、警備会社にとってもコスト削減につなげることができるでしょう。

また、先にお伝えしたように機械警備ではセンサーも使います。これにより、従来の人的リソースによる警備では発生が避けられなかった見落としやヒューマンエラーを防ぐことができるケースもあります。
人と機械を上手く活用することで、効果的でコストパフォーマンスの良い警備を実現できるようになったと言えるでしょう。

40代や50代からでも活躍できる警備員!機械警備業務をしたいなら

警備員は40代や50代など中高年で未経験でも活躍しやすい特徴がありますので、転職の際にはぜひ警備業界も検討してみてください。特に機械警備なら、比較的に肉体労働も少なく働きやすいのではないでしょうか。
まずはこちらの「機械警備員の求人」からお仕事を探していきましょう。

なお、警備員なら40代や50代からでもキャリアアップも期待できます。警備員でキャリアアップを目指すのなら以下のページも合わせて読んでみてください。
警備員がキャリアアップする方法とは?取得すべき資格は?
機械警備業務管理者とは

以上、機械警備について見てきました。警備業務というと、どうしても警備員が施設などを巡回しているイメージがあるかもしれませんが、最近ではIT技術の進歩により、監視カメラやセンサーなどの機械を使った警備も普及しています。これからのITの進歩に伴って、機械警備業務もさらなる発展をしていくのではないでしょうか。転職先として警備業界をお考えなら、機械警備にも注目していきましょう。