警備員会社の待遇などの比較と注意点

これから警備員になりたいと思った時に、まず決めなくてはならないのが、どの警備会社に入社するかです。

今回は警備会社を比較し、参考にして自分にあった会社を選んでいただきたいと思います。

給与、待遇面の比較

給料で考えるなら大手警備会社が圧倒的に強いです。

アルソックやセコムなどの大手企業は平均年収400万と警備会社の中では群を抜いています。

その他中小企業であれば平均年収は280万円、初任給16万円程度で、給与面では大手がいいですが、その分残業や付随する業務も多くなってきます。

また、セコムジャスティックや、総警常駐警備などの大手関連会社は、会社自体の信頼度も高く、残業代もしっかり支給されますし、無理なシフトが組まれることもないので安心です。

そして大手警備会社の場合は、年功序列による上下関係がしっかりしているので、長く勤める事で確実にステップアップが見込めます。

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ブラックな警備会社の見極め方

ブラック企業に入社してしまうと、無理なシフトを組まされたり、身体を壊してしまったり、残業代が支給されないなど、多くのトラブルがあります。

では、そういった警備会社はどうやって見極めればよいのでしょうか。ポイントは下記の2点です。

研修時間が短すぎる
法令では30時間以上の研修(3〜4日に分けて行う)が義務付けられているのですが、質の悪い会社の場合、研修が2日で終わってしまったり、ひどい会社だと研修がなかったり、いきなり現場に送られることもあります。

そのような会社に入社してしまった場合は、すぐに他の会社を探すほうがいいでしょう。

給料をチェック
例えば、研修終了後に「研修料5万円!」などのあまりに気前のいい広告を出していたり、やたらと給料が高く表示していたりする会社は要注意です。

こういった警備会社の場合、研修料を受け取る条件を満たしていないなど、うまくはぐらかされ、支給されない場合も少なくありません。

警備会社の中には、目先の利益ばかり追及したり、従業員からの控除が多かったりするなどのトラブルが多く発生する恐れがあるため、そのような警備会社は選ばない方がよいです。

見極め方は色々ありますが、面接時の電話応対でその警備会社を見極める事も出来ます。

いきなりタメ口で電話応対する警備会社もとても多いです。

このような警備会社の場合は、面接を受ける前にやめておいた方がいいでしょう。これらのリスクや、待遇などを考慮すると、出来る限り体制のしっかりしたある程度大きな警備会社で勤務をお勧めします。

しかし、小さな警備会社にも、優良な警備会社も多く存在し、小さな警備会社は大手の警備会社に比べシフトなどある程度の自由がきくので、自分にあった警備会社を選ぶのがベストです。

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株式会社ミライユ
ドライバーズワーク編集部

株式会社ミライユは2014年に創業、少子高齢化・労働力不足といった社会問題を雇用創出や就職支援を通じて解決すべく、社会貢献性が高い業界・領域に特化して転職支援サービスを展開している企業です。中でもタクシー業界、運送・配送業界、警備業界、10代20代の転職市場に精通しています。